#4 赤ちゃんとの生活を楽にするために知っておきたいこと【生後6週目】


次男が生後6週を迎える頃、私はすっかり途方に暮れていました。


絶対成功させてやると意気込んでいたジーナ式が軌道に乗らず、新しく始めたトレイシー式もいまいちしっくりこずで毎日毎日不安定で先の読めない生活が続いていたからです。

そんな時、たまたまジーナのスケジュールを完璧にこなすことができ、意気揚々と就寝前授乳に臨んだのですが、その晩次男は、興奮・覚醒・寝付かない・・・・という最悪の事態になってしまうのです。この晩、私の中で何かがはじけました。


当時の私は、スケジュール通りに毎日を過ごせない苛立ちと、長時間かかる寝かしつけに相当なストレスがたまっていました。

ついにその苛立ちは頂点に達し、アドレナリンに姿を変えて、私の頭の中からふつふつと音を立てて湧き出てくるのです。


「このままじゃいけない!」


私は寝かしつけで疲労困憊な頭と体に鞭を打ち、一心不乱に持っているねんトレ本を片っ端から読み漁りました。

必死でした。


そして!ついにたどり着いたのです!


私の悩みを解決へと導くヒント・・・・

それは、「赤ちゃんとママのぐっすり本(愛波文氏著)16ページのこれです!!☟

そう、これが赤ちゃんをセルフねんねへと導き、赤ちゃんとママの生活を楽にしてくれる、ヒントだったのです。


同著から言葉をかりて説明させていただきますと、活動時間とは、“起き続けられる時間”のこと。


たとえば、生後1カ月までの赤ちゃんは、どんなに頑張っても40分しか起きていられないそうです。おっぱいをあげておむつを替えて、なんてしていたらあっという間に眠くなる時間が近づいてきます。


この活動時間を超えると疲れすぎてしまい、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、

交感神経の活動が高まり眠れなくなる、という悪循環に陥ってしまう、ということなのです。


ジーナ式が板についてしまっていた私にとって『40分』は目からうろこ。

当時、次男は生後6週でしたから、同著によると次男の活動時間は“約40分~1時間”。


「・・・そりゃジーナスケジュール通りにはいかんわなぁ。」


この活動限界時間、トレイシー式ではどうかというと、“50分~1時間20分”。

(※「トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全」36ページに『体重別<EASY>表:最初の3カ月』が紹介されているのですが、そこに出生時体重2900~3600gの赤ちゃんの授乳にかかる所要時間は25~40分、活動時間は25~40分(おむつ替え、着替え、1日1回の入浴を含む)と紹介されていますので、あわせて“50分~1時間20分”と勝手に解釈しました。)


ということは、最短でも40分、最長でも1時間20分しか起こしておいてはいけないわけです!


オーマイガ。2時間なんてもってのほかじゃないですか。


“疲れすぎる前に寝かせる”はねんトレの基本。

活動時間が近づいてきたら我が子を注意深く観察し、ぐずぐず言ったりあくびをしたりしていればソッコーでベッドに連れていくことにしました。


これで私の悩みの一つである「いつ寝かせれば良いか」についてはクリア!


あとは、どうやって寝かせるか・・・。


そりゃもう、セルフで寝てくださいって感じですよ。もちろん。笑


長男が小さかった時みたいに抱っこ紐じゃないと、とか、ベビーカーじゃないと、とかはもう勘弁なんですよマジで。しんどいから。


と、願ってはいたものの、その頃の寝かしつけ方法はトレイシー式の“4S”。笑


※“4S”とは・・・

トレイシー式の<4S>とは<Setting(場を整える)>、<Swaddle(くるんで赤ちゃんを準備させる)>、<Sitting(静かに刺激を与えないように付き添う)>、そして必要に応じて<Shush-pat(シューシュートントンを数分続けて、ぐずる子を深い睡眠に導くやり方)>です。


4週頃からだんだんセルフ寝してくれなくなって、もはやどうやったらセルフ寝してくれるのかわからなくなり(笑)、“4S”にトライしたわけですが、正直やっていてしっくりこなかったんです・・・。


なぜって「寝かしつけ」をすること自体、親の私に違和感があるから!

だって嫌いなんだもん寝かしつけ!(笑)

寝かすために寝室に閉じこもるなんてまっぴらごめん!w

寝付くまでそばにいるなんて、私にとってはストレスでしかないんです。

寝かしつけは毎日のこと。ママがやりやすいやり方じゃないと続きません。

“寝かしつけの4S”は自分には向いていませんでした。。。


さぁではどうやってセルフ寝をしてもらおう。


私はジーナ式を紹介してくれた大学時代の友人に相談しました。その友人の娘さんは、家でも外でも所かまわずセルフ寝をする赤ちゃんでした。


友人曰く、セルフ寝に関しては、

・「放っておいた」

・「ひたすら眺めてた」

・「ベッドに置いたらあとは彼女の精神統一を待つだけ」

もしギャン泣きし始めたら?

「眠いって叫んでるんやなぁーと解釈して放置。そしたら寝入ってたよ」



なるほど。私、全然放置してない。

泣いたらすぐ駆けつけて寝付くまでの時間さえ与えてなかった。

泣かれると家族の目が気になって・・・特に次男の寝室は祖母の部屋の隣だから、祖母からあれこれ言われるのが嫌で、「早くなだめなきゃ」という気になり、寝室にちょこちょこ入っては抱っこしたりトントンしたり、早く寝かしつけようと必死であれこれしていました。


ㇵッとしました。

家族に気を遣って、次男が寝付こうとしているのを邪魔していたのです。


次男をセルフ寝から遠ざけていたのは自分だったと、この時猛烈に反省しました。


この友人とのやりとりのおかげで、セルフ寝をさせるときの心構えができました。


「寝かしつけようとしても興奮して泣いちゃうんだから、セルフ寝するために泣いてもらった方がいいや。!」


早速翌日の朝寝から寝かしつけ無し!のセルフ寝にチャレンジしました。


活動時間の目安である40分経った頃に眠たいサインが見られたらすぐにベッドに連れていき、あとはひたすら寝付くまで見守りました。泣いても叫んでもただ眠たいって言ってるだけ。人は誰でも自分で寝れる。赤ちゃんは寝付くのに20分かかるんだから、20分は絶対に寝室に入らない。


そしたらなんと、、、一度はギャン泣きしてしまったものの、ななななんと、一発目からちゃんと自力で寝たではありませんか!

やったーーーー!!!ヽ(≧▽≦)/

すごい!すごいぞ次男!!(ノ≧∀≦)ノ⤴︎ ⤴︎

その日次男は1日4回あるお昼寝全てをセルフで寝ることに成功しました!

(※ちなみに、赤ちゃんは寝付くまでに20分かかる、というのは「トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全185ページを参照しています。)


この日からずっと、ずっとずっと、日中のおねんねは全てセルフで寝てくれています。

たまぁにベッドに置いたとき少しぐずる時もありますが、そんなときはおくるみをしてお布団をかけた上からやさしくシューシュートントンをするとすぐに落ち着きを取り戻し、自分で寝付こうとしてくれます。長男の相手をしたり、家事をしたりでバタバタ忙しい私にとって、自分で寝てくれる次男は本当に天使✨ありがたい!

かくして日中の過ごし方については赤ママ×トレイシーのスタイル【起きる→E(Eat=授乳)→A(Activity=活動)→活動時間の目安時間に近づいておねむサインが見られたらS(Sleep=ねんね)→Y(Your Time=ママの時間✨)で、ようやく落ち着いた格好となりました!


いま3カ月になった今もこのスタイルで生活をしています。スケジュールにとらわれず、いつ、何をすべきなのかが明確なので、全然ストレスがたまりません(*´▽`*)✨


もし、この記事を読んでくださっている方の中で「お昼寝っていつさせれば良いの?」「赤ちゃんっていつ眠くなるの?」と疑問を抱えている方がいましたら、ぜひ、活動時間の目安を参考にされることをおすすめします(*´ω`*)!!


セルフ寝の方法については、ここでは書ききれないのでまた別の回でもう少し掘り下げて、書いてみようと思います★


Happy Merry Christmas!🎄✨✨


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我が家のねんトレ挑戦記

2016年2月長男、2018年9月次男誕生。寝かしつけが世界一嫌い。夜の時間は大人のもの。ジーナ式、トレイシー式、安眠ガイド、ぐっすり本、魔法の習慣…などなど、ねんトレ関係の本を読み漁り、日々ねんトレに励んだ結果、趣味=ねんトレに。自分自身のねんトレ経験と子どもの睡眠問題、しつけなどについて綴ります。

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