#6 『泣いたらおっぱい 』やめません!?

今日は3~4か月検診・・・

と思いきや、『股関節脱臼検診』!?

なんだそりゃ!?

東京ではそんなもんなかったぞい!?

まぁ、何でもいいんですが、とにかく検診に行ってきました。


そして、かねてより疑問に思っていた「泣いたらおっぱい」の教え・・・

良い機会だと思い、保健士さんとの面談時間に物申させていただきました。


なんでこんなことをしようかと思ったかというと・・・

これです☟

んんんん!?!?Σ(゚д゚;)

『睡眠のリズムは、大人が整えてあげることが大切です。』まではOKよ!?

でででで、でも!

この1日のスケジュールはひどすぎる!!


6時に起こすのはママの勝手、別に構わないけど、それから4時間も起こしておくなんてもってのほかでしょ・・・_| ̄|○ 疲れすぎて2時間も寝れないから!そして次は3時間も起こしておくんかい!そんでまた2時間寝かせるとか超人かよ!!そして3,4か月にして『乳』5回!?1回でどんだけ飲むんだよ!?

もうびっくり仰天の添付資料で、何かもういろいろ言いたくなってこんなことをしてしまいました・・・・。

おとなげないなぁ私( ;ᵕ; )


いろいろ言いたいことはあるんだけど、とりあえず日本の育児で常識の“赤ちゃん主導の授乳方法”に絞って言及しようかな、ということで「『泣いたらおっぱい』やめんかい」という主張になったわけです。そしてその場で口頭で言っても理解してもらえないことも多々あるので、簡単に資料も作って持っていきました。笑


それがこちら☟


産後の母親のケアと育児指導に関する意見

名前

住所

連絡先


私は現在、2人の男の子の育児をしています。長男(現在2歳11か月)を妊娠中、友人から『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとお母さんの快眠講座』という育児書を薦められ、その本の通り、“ジーナ式”で長男を育てました。そのおかげで、0歳~1歳半頃までは夜7時から朝7時まで、1歳半以降も夜8時から朝7時まで夜泣きもなく、ぐっすりと眠る子供に育ちました。


また、現在は生後3か月になる次男を“トレイシー式”で育てていますが、次男も月齢3か月にして夜8時~朝7時まで夜通し眠るようになりました。


その両方のメソッドに共通しているのが、日本の育児の常識でもある“赤ちゃん主導の授乳”つまり「泣いたらおっぱい」というスタイルではないということ、そして、親は生後1日目(できなければ退院したその日)から、授乳と睡眠の時間を管理し、赤ちゃんが正しい生活リズムをいちはやく身に付けられるよう、導いてあげなければならない、ということです。


授乳や睡眠時間を管理しなかったばかりに、子供の夜泣きやその他の睡眠トラブルに悩まされ、それが家族の重大な問題に発展しているケースが散見される一方で、未だ「泣いたらおっぱい」を当たり前とする日本の育児のやり方、その教えに疑問を感じます。

現在の育児指導で起こる問題点と要望についてまとめましたので、今後の行政サービス・育児指導の改善・向上にお役立ていただければ幸いです。

「泣いたらおっぱい」という教えにより起こる問題点と要望

問題点その1

「空腹」以外に赤ちゃんが泣いている理由(例えば「興奮しすぎ」や「疲れすぎ」「眠たい」)を考えてみるようには教えられていない。

例えば、赤ちゃんには活動時間の限界があることをほとんどの親・保護者は知りません。

例えば生後2ヵ月の赤ちゃんの場合、朝、もしくはお昼寝から起きて約1時間~1時間20分後にぐずったり泣いたりしていれば、それはたいていの場合、眠たいせいです。

しかも、この活動時間の目安を超えて起こしておいてはいけません。活動限界時間を超えると赤ちゃんは疲れすぎて興奮してしまうため、寝かすのに通常の倍近くの時間がかかったり、寝ついても10分や30分で起きてしまったりと、ママにとっても赤ちゃんにとってもストレスのかかる状態になってしまいます。(起こし過ぎで赤ちゃんを疲れさせてしまうと、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、交感神経の活動が高まる為、眠れなくなったり、寝ついても短時間で起きてしまうというトラブルが起きます。)


問題点その2

本当は空腹以外の理由で泣いているのに、泣くたびにおっぱいを与えるせいで、少量・頻回授乳に慣れてしまう。

少量・頻回授乳で育っている赤ちゃんは、いつもおっぱいを飲みながら眠ってしまい、そのせいで赤ちゃんに寝かしつけの悪い癖がつき、おっぱいを飲みながらでないと寝つけなくなってしまいます。そしてそのような赤ちゃんは、長時間眠ってもおかしくないはずの月齢が来ても、何度もおっぱいを欲しがってはちょっとずつ飲むせいで、夜中に目を覚まし続け、結果、いつまでたってもママは夜通し眠ることができず、疲労とストレスを抱えることになります。


問題点その3

眠るのが大好きな赤ちゃんの場合、新生児期は母親の胎内にいた頃のリズムを引き継ぎ、日中に何時間もよく眠ってしまうため、日中の授乳間隔があきすぎてしまう。

日中の授乳間隔があきすぎると、胸を刺激して母乳の出をよくする機会を逃してしまいます。また、日中の授乳量が足りていないために、1日の必要摂取量を満たそうと夜中に飲む量・回数が増えるという悪循環に陥り、一晩に何度も授乳の為に起きなければいけないママは体力を消耗して、日中十分体を休めることができません。


問題点その4

消化不良をおこしてしまう。

泣くたびにおっぱいを与えるせいで、赤ちゃんが前に飲んだおっぱいを消化しきる前におっぱいを飲むことになる為、消化不良を起こし、赤ちゃんに不快な思いをさせてしまいます。


要望

「泣いたらおっぱい」ではなく、生後1日目から親が授乳時間をきちんと管理し、眠らせるべきタイミングでしっかり眠らせることで、ママのストレスや負担を大幅に軽減することができます。ママと赤ちゃんがハッピーな生活を送れるよう、パパママクラスや赤ちゃん訪問などで妊娠中・新生児期から正しい情報を発信・啓蒙をしていくべきだと思います。

今後の行政サービス・育児指導の改善・向上にお役立ていただければ幸いです。


参考図書

『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』

『トレイシーホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全』

『ママと赤ちゃんのぐっすり本「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド』


こんな感じです(;^ω^)

パワポにまとめようかと思いましたがプレゼンするわけではないので、Wordにベタ打ちの簡単な資料になりました、、



保健士さんの反応は・・・・場違いな話にもかかわらず熱心に聞いてくださいました!(ありがとうございます!)そして、「こういった声をきけるのは貴重なのですごくありがたい」と言ってくださいました。確かに。行政のサービスって『ご意見・ご感想はこちらまで』みたいな、サービス向上のためのアンケートの実施とか意見のヒアリング機会みたいなの、全然設けてないですもんね!?そりゃ“貴重”と言われるはずです(;^ω^)


そして「もしかして、育児にかかわる専門職の方ですか!?」とか言われました。笑

いや、普通に出版されてる本を読んでるだけですけど!?

逆に、専門職はあなた方なので、これくらいの本は読んで当たり前なんじゃないですか!?って感じでした(つд⊂)エーン


なんか本当に間違いだらけの育児指導、どうにかならないのかなぁと思います( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )

個人的には、妊娠中から、たとえばパパママ教室や新生児訪問など(名称は自治体により異なります)で、“産前・産後の女性の体の変化”、“男性の育児・家事参加の重要性”、“赤ちゃんに生活リズムを身に付けさせる必要性”、などが繰り返し啓蒙されるのが良いかと思っています。だってパパママ教室で沐浴体験しても、なんの意味もなくないですか?沐浴の時間に帰ってこないし!?里帰り出産したらパパは沐浴なんてできないし!しかも沐浴なんて1か月そこらで終わるもんだし!?

あとはパパママ教室とか新生児訪問以外でも産院でリーフレットにして妊婦さんに配って啓蒙するとか、方法はいろいろあるかと思います。


各自治体は国から言い渡されたプログラムを実施してるんですって。

現場の声を吸い上げることなくトップダウンでやってるってことですね・・・。

(´・ω・`)そっかー


『 育児に正解は無い』とは言われますが、『 基本』はあるんですよね。その『 基本』を知れば、我が子に合う『正解 』は自ずと導けるのに…。


なんとかしてほしいなぁ~と思った股関節脱臼検診なのでした!(^O^)



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我が家のねんトレ挑戦記

2016年2月長男、2018年9月次男誕生。寝かしつけが世界一嫌い。夜の時間は大人のもの。ジーナ式、トレイシー式、安眠ガイド、ぐっすり本、魔法の習慣…などなど、ねんトレ関係の本を読み漁り、日々ねんトレに励んだ結果、趣味=ねんトレに。自分自身のねんトレ経験と子どもの睡眠問題、しつけなどについて綴ります。

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