#11<赤ちゃんの性格>トーマス博士の「9つの気質」
トーマス博士の「9つの気質」
アメリカの精神科医のトーマス博士らは、人間には9タイプの気質的特徴が、幼少時の段階ですでに備わっているということを明らかにしました。
「9つの気質」
1. 活動の活発さ(穏やか・普通・アクティブ)
例:身体の動きがアクティブ、おとなしい、テンションが高い、など
2. 集中力の持続性(続く・普通・続かない)
例:1つのことに没頭できる、気が逸れやすい、飽きっぽい、など
3. 粘り強さ(強い・普通・弱い)
例:へこたれない、言い出したら聞かない、すぐあきらめる、など
4. 新しい環境への反応の仕方(積極的・普通・消極的)
例:新しいことにワクワクする、もじもじする、など
5. 規則正しさ(規則的・普通・不規則)
例:身体機能(睡眠、食事、排泄)が規則的、ルーズ、など
6. 変化に対する順応の速さ(早い・普通・遅い)
例:環境が変わったときの順応が早い、ゆっくり、など
7. 五感の敏感さ(低い・普通・高い)
例:外的な刺激や内的な刺激に敏感、あまり気にしない、など
8. 喜怒哀楽の激しさ(穏やか・普通・激しい)
例:よく笑う、よく泣く、感情を外に出さない、など
9. ベースの気性(ご機嫌・普通・気難しい)
例:機嫌がいい、気難しいところがある、など
たとえばうちの長男だと、
・喜怒哀楽が激しく、身体をよく動かす活発な子。好きなことをやらせたら何分も集中して取り組む一方で、泣き始めたらなかなか泣き止まないという粘り強さも。新しい環境にはなじみにくく、周囲の様子をうかがってから徐々に慣れていくタイプ。基本的に気難しい。
といった具合です。
子育てのいろんなシーンで「なんでうちの子ってこうなんだろう」と思うことって多々あるかと思います。
たとえば私の場合。
長男が0歳の頃、私は子連れで遊ぶ場を求めて、ママ友と近くの児童館に何回か行ったことがあるのですが、長男が思うように遊んでくれず、ヘトヘトになったことがあります・・・。
他の子たちはニコニコしながらおもちゃで遊んだり、手押し車やすべり台など、からだを動かす遊びをしながら、楽しそうな様子!ママさんたちもそんな子ども達を見ながらリラックスしておしゃべりをしていました。
大事なのは「その子の気質は変えられない」ということ。
皆さんのお子さんは、皆さんがイメージしていた赤ちゃんですか?
私は正直、違います!(笑)
もっと赤ちゃんって、こう・・・・ニコニコするし穏やかだし、癒しの存在だと思っていました!
そこで「〇〇ちゃんちの子はこうなのに・・・」とか「なんでうちの子はこうなの!?」て思ってはいけないんですね。
先の例で言うと、当時の私は
「他の子ども達は、みんな楽しそうにかしこく遊んでいるのに、なんでうちの子はひとりかしこく遊べないの!?私だっておしゃべりしたい!!」
なんて思っていました。
今ならわかります。これって無駄なストレスですよね・・・。
だってその子の気質は変えられないんですもの。
夫に「よその奥さんは〇〇なのに、なんでお前はそうなの?」と言われるのと同じですよね。「そんなもん、『私』だからに決まってんじゃん」って感じです。変えられない部分に対して怒っても無駄なんですよね。
「この子は新しい環境にはなじみにくいから、徐々に慣らしていってあげよう」とか、
「初めての場所だからちゃんとママがついててあげよう」とか、
そう思えれば良かったんです。
その子の気質を大事にしながら、その子に合わせた遊びやしつけが見つかれば、ママはもっと子育てを楽しめるようになるんじゃないかなぁと思いました。ぜひ参考にしてみてください。
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