#5 オンナは手に職
ねんトレとは打って変わって・・・。
今日は仕事・キャリアについて思うことを書きたいと思います。
私は自称、仕事大好き人間です。
仕事をしていたときの私は、いわゆる“ワーカーホリック”でした。
私の仕事は「採用」でした。
とある企業の人事部で新卒採用の仕事をしていました。
私が学生の頃になりたいと思った職業です。
私の夢でした。
人事で仕事がしたい、採用の仕事がしたい。採用の仕事をするために人材業界に足を踏み入れ、人事のノウハウを学び、転職して2社目で念願の採用の仕事に就くことができました。
そして嬉しいことに、入社してすぐ私の仕事ぶりを評価していただき、入社後半年で昇進・昇格することができました。
とてもやりがいのある仕事でした。
採用繁忙期には月曜日から金曜日まで日本各地を転々としました。
東京から福岡まで毎日新幹線に乗っては説明会をし、面接をし、
ホテルで夜中まで仕事をし、風呂に入りながら湯船の蓋にPCを乗せて仕事をし、
何なら新幹線の中でも飛行機の中でも仕事をし、
そこまでやる必要はなかったのかもしれないのですが、
成果を出すために必死でした。
それでも「楽しい」と言い切れる仕事でした。
完全ブラックですwww。私個人がブラックですwww。人事なのにwww。
(会社は何も強要していませんw)
そして入社して2年2か月ほど経った2015年12月に第一子の産休に入りました。
我が家は来年3月頃に東京に新居を構えます。
プロフィールでも紹介している通り、私たち家族は直近まで夫の海外赴任先のインドに住んでいました。
第二子の妊娠を機に私と長男は徳島の実家に移り、第二子出産後の現在も徳島に滞在しています。
もう既に夫も本帰国したのですが、まだ私たち家族の新居が決まっていないため、夫は夫で自分の実家、千葉にいます。
2月もしくは3月頃には新居も決まり、一緒に住み始められるのかなぁ、という感じなのですが・・・。
新生活は待ち遠しいものの、どうしても気がかりなことが・・・
それは長男と次男の預け先・・・保育園問題です。
現在私は育休中。
子供達二人を保育園に預けることができ次第復職するつもりなのですがそれがかなり微妙なのです。
東京ではほとんどの市区で翌年度の4月入園の申し込み時期は毎年10月~11月頃かと思います。
この時期に引っ越し先の住所が決まっていなかった我が家は、来年度の4月入園枠を諦めるを得ず、残された道は年度途中入園枠となってしまいました。
長男は3歳児クラスになるので競争率はそこまで高くないのかもしれませんが、問題は次男が0歳児クラスだということ・・・。
普通に考えてどこもいっぱい・・・到底預けることなんてできそうにありません。
来年2019年度は年度“途中”枠で0歳児と3歳児を入園させなければいけない。
これって普通に考えて無理ゲー・・・じゃないですか?
そうなると私、2019年度は復職できないってこと・・・?
オーマイガ。
私の勤める会社の育児休業休暇は法廷通り「子が1歳になる誕生日の前日まで」なので、
原則2019年9月13日までです。
もし預け先が決まらない場合、育児休業を半年延長できるので2020年3月13日まで。
でもその時点でも保育園に入れないなどのやむをえない理由がある場合は、
2017年10月1日の法改正により、最長2歳までの再延長ができるようになりましたので
2020年9月13日まで、となります。
結論。
私に残されたチャンスは実質2020年度4月入園枠のワンチャンのみ・・・なんですね。
2020年度の4月入園枠で長男を4歳児クラス、
次男を1歳児クラスに入園させることができれば、2020年4月に復職が叶う、ということになるのですが・・・
果たして次男を1歳児クラスに入園させることができるかどうか・・・。
(ってか2015年12月に第一子の産休に入ってから、2020年9月まで休業ってwww休み過ぎでしょ私・・・(つд⊂)エーン)
もし、もしも復職できなかったら・・・
大好きだった人事の仕事はもうできなくなるんだ・・・と思うと、
心がえぐられそうなぐらいツライです。。
あんなに情熱をもってできる仕事は他にない。
それほど採用は私にとっておもしろい仕事でした。
志を同じくして大手企業の人事に転職し、採用の最先端で活躍している同期をみると正直とってもうらやましいし、もうこんな世界には戻れないんだぁ・・・って思うと、なんだか胸が締め付けられそうな思いです。。。
復職できたとしても前みたいにバリバリは働けませんからね…。
こういう状況になって初めて、手に職をつけることがいかに大事かを痛感します。
正直20代の頃は“手に職系”の専門職で働くより、福利厚生の充実している会社に正社員で勤め、産休・育休を経てずっとキャリアを積み重ねていくのが賢い生き方、って思っていました。それが正解と思っていました。
生涯年収を考えるとそれが一番賢いんだって。そう思っていました。でも違いました。全然そんなことないですね。
女性が働き続けるってすごく難しい。
結婚して、旦那さんの側に転勤の話がでれば、妻の側が付いていくことになるだろうし、子供を保育園に入れられずに退職しなきゃいけなくなるのは妻の側だし。
女性はいつどこでキャリアが途絶えるかわからない。
正直、そんなこと全然知らなかった。
誰もそんなことは教えてくれなかった。
採用の仕事をしていると、学生さんからよく就職活動のことについて相談されるのですが、女子学生さんに対してはこう言いたい。
「オンナは手に職だよ」って。
変わりゆくライフスタイルに柔軟に対応しながら、かつ一つの仕事を極めようと思うなら、専門職が一番。
場所が変わっても、時が経過しても、スキルだけは味方してくれる。
大学生の頃に気付いてたらなぁ。
もし復職できなくても社会復帰はしたいな。
社会と通じる大切な手段だから。
それがないと私は、社会的欲求も承認欲求も自己実現欲求も満たされない。
今から復職できなかった時の為になにか始めようかなと思う今日この頃…。
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